しみ
しみとは、活性化したメラニンという色素が反応した薄黒い斑点のことです。原因は紫外線や遺伝、加齢、肌への摩擦など様々です。加齢のしみの8割は紫外線によるもの。普段から日焼け止めを塗る、日傘をさすなどして紫外線をできるだけカットして生活しましょう。
しみの種類
老人性色素斑
老化によってできるシミで、30代ぐらいからできはじめ、40歳代で60%、50歳代で80%の方に見られます。原因はほとんどが紫外線によるもの。通常は日焼けしても、皮膚のターンオーバーによって本来の皮膚の色に戻りますが、紫外線を慢性的に浴びつづけることによって、メラニンが過剰に作られ沈着してしまいます。
肝斑
主に女性ホルモンが影響して起こります。20代後半~40代に発症。妊娠や、ピルを飲んだことによってできる場合もあります。目の周りをのぞく、頬や前額、口囲に左右対称性に生じるのが特徴です。
治療法
ZO SKIN HEALTH、ケミカルピーリング、イオン導入(トラネキサム酸)、肝斑点滴、ヒーライトⅡ
ZO SKIN HEALTHが一番おすすめです。その他、ケミカルピーリングとトラネキサム酸のイオン導入、軽い美白剤を塗布するなど症状にあわせて治療します。
炎症性色素沈着
肌をこすったり、かぶれやアトピーなどが原因で色素が沈着しシミになったものです。皮膚のターンオーバーを正常に戻す必要があります。