早いもので1月ももう終わりますね。
年明けからインフルエンザの患者さんが増えていますが、口唇ヘルペスの患者さんも多く来院されています。
口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが原因で、唇やその周辺に痛みを伴う水泡(水ぶくれ)ができる病気です。
1度感染すると神経節に潜伏し、風邪や疲労、ストレスなど免疫力が落ちるとウイルスが活性化して再発を繰り返します。
何度も口唇ヘルペスをされている方は、ヘルペスができそうな感じが分かると言われます。
前駆症状と言って、ピリピリ、チクチク、かゆみ、痛痒いなど違和感を感じます。
違和感を感じた部位に数時間後、赤みや発疹が出てきます。
2~3日で赤くなった部位に水泡ができ、1~2週間でかさぶたになって治ります。
早めに対処するとひどくなりにくいです。
接触やタオルなど日用品の共有で感染しますので、症状が出ているときは感染予防に気をつけましょう。
当院では初期の水泡ができている方に、早く痂皮化(かさぶた)する治療をしておりますので、早めの受診をおすすめします。