院長・スタッフblog

2017.10.24更新

粉瘤(ふんりゅう)は皮膚科ではよくみられるもので、皮膚の下に皮脂や垢(角質)が袋の中にたまって出来た良性腫瘍の一種です。

 

脂肪のかたまり?、できものが出来たと受診され、粉瘤ですねと診断されることが多いです。

 

粉瘤は毛穴がある所なら体のどこにでも出来ます。

 

顔や首、耳、背中、お尻に出来やすく、原因はよく分かっていませんが、出来やすい体質はあるみたいです。

 

自然に消えることはありません。少しずつ大きくなったり、急に大きくなったりします。

 

炎症を起こして腫れや痛みがある場合は、抗生剤を飲んだり、切開して膿を出します(何日か通院が必要になります)。

 

中に袋が残っていると再発するので、何度も繰り返す場合は手術で摘出します。

 

手術は粉瘤の出来た場所や大きさにもよりますが、時間は30分前後で、金額は保険がききますので5千円から1万円くらいです。

 

当院の手術日は月に1.2回、ホームページでお知らせしていますので、一度受診していただいて予約をお取りください。

 

手術日、次の日経過診察、約1週間後に抜糸という流れになります。

 

 

 


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